第41回「サンゴ礁の草原の生き物の多様性とジュゴン研究」
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サンゴ礁の中には海草が生育する藻場が一つの構成要素として含まれる。海草は白亜紀の終わり頃に陸から海に再適応した顕花植物である。海草は砂泥質の海底に生息してそこに砂泥質には棲めない生物たちを棲み込ませて新しい生物群集を作る。 海草の進化と分布の拡大を追いかけるように、これら海草に依存した動物たちも分...
サンゴ礁の中には海草が生育する藻場が一つの構成要素として含まれる。海草は白亜紀の終わり頃に陸から海に再適応した顕花植物である。海草は砂泥質の海底に生息してそこに砂泥質には棲めない生物たちを棲み込ませて新しい生物群集を作る。 海草の進化と分布の拡大を追いかけるように、これら海草に依存した動物たちも分...
3月18日、国際サンゴ礁年2008特別企画、第40回OWS海のトークセッションが、 満員御礼、大盛況のうちに終了しました。 イベント委員会の籏野道子さんから、当日の感想を交えてご報告します。 3月18日は、「地球温暖化とサンゴ礁の島々」というテーマで、国立環境研究所の山野博哉さんにお話をしていただきました。 ...
地球温暖化によって海面が上昇している。環礁上の島々は、小さく低平で、海面上昇の影響を最も受けやすい。 実際に、ツバルでは高潮位時に島の中央部で洪水が起こり、海面上昇の影響が顕著に現れている場として注目を浴びている。 演者は、こうした島々を実際に訪れ、そこで得られた科学的知見を現地政府と住民に伝えて...
2008年2月13日(水)、大阪で初開催となる海のトークセッション第39回「今、沖縄の海に何が起こっているのか?」を、住友信託銀行豊中支店と共催により開催しました。 国際サンゴ礁年特別企画として開催した今回のトークセッション。 倉沢栄一OWS理事が、今年石垣島で撮影したサンゴの白化の映像を中心に、沖縄の海の...
2007年夏、記録的な猛暑に見舞われた日本列島。沖縄では海水温が高い 状態が長く続き、広範囲の海域にわたりサンゴが白くなってしまう「白化現象」が確認されました。 熱帯、亜熱帯海域において、サンゴはさまざまな重要な役割をはたしています。沿岸海域の生態系を根本的に支え、人間に対しても波浪から土地や財産を守...