第22回「海の中の森 ~海藻たちのジャングルから~」
- 海のトークセッション
- #トークセッション
“海の中”というと何を想像されるだろうか?…どこまでも、青く透き通った世界であったり、無数の魚が群れる光景であったり、色とりどりのサンゴ礁であったり…。私にとっての海の中は、もっぱら“ジャングル”です。 …ジャングル?と思われる方、私が大好きな、海藻たちのジャングル“藻場”の世界へご案内します。 海の中のジ...
“海の中”というと何を想像されるだろうか?…どこまでも、青く透き通った世界であったり、無数の魚が群れる光景であったり、色とりどりのサンゴ礁であったり…。私にとっての海の中は、もっぱら“ジャングル”です。 …ジャングル?と思われる方、私が大好きな、海藻たちのジャングル“藻場”の世界へご案内します。 海の中のジ...
世界でサンゴ礁の荒廃が進行しています。熱帯雨林に匹敵する生産力と生物多様性をもったサンゴ礁。その衰退が世界中で進行しています。森と同様、サンゴ礁を失った世界では多くの生物が、そして人間の生存も脅かされてしまいます。私たちにできることは何か、みんなで考えてみましょう。
はじめて干潟に出た人は最初の内、だだっ広い砂や泥の広がりしか目に入らないかもしれません。しかし、スコップ1本を手にあちこち掘り返してみると、さまざまな生物が砂や泥の中に息づいているのが分かってきます。陸上では見ることのできないこうした干潟の生物たちが、生態系の中でどんな役割を果たしているのか。どこ...
インドネシアのオサガメ繁殖地は世界でも3番目の規模を誇っていますが、その繁殖数は減少しています。地元住民は1993年以降オサガメの卵の採取を自ら規制しましたが、ブタによる食害や高波による卵の死亡が多くみられます。ウミガメ類の中で最も絶滅に瀕したオサガメを救うことができるのか。現場からみたオサガメ保護の...
アオウミガメは、古くから小笠原の産業や食文化として、島の人々と深い関わりがある生きものです。そのアオウミガメの生態について、小笠原海洋センターでは、22年間にわたり調査研究してきました。 日々の調査から分かるアオウミガメの生態と、現在の「島民とアオウミガメの関係」についてご紹介します。