第29回「性転換する魚たち ~サンゴ礁の海から~」(愛知)
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サンゴ礁魚類にはメスからオスへ、あるいはオスからメスへと性転換する種類が少なくありません。 ホンソメワケベラ・ダルマハゼ・ミツボシキュウセンなどは、自らの社会的地位の変化に伴って、どちらの方向にも性転換できることがわかってきました。 沖縄の瀬底島を舞台にして、これらの性転換の謎の解明に、共同研究者...
サンゴ礁魚類にはメスからオスへ、あるいはオスからメスへと性転換する種類が少なくありません。 ホンソメワケベラ・ダルマハゼ・ミツボシキュウセンなどは、自らの社会的地位の変化に伴って、どちらの方向にも性転換できることがわかってきました。 沖縄の瀬底島を舞台にして、これらの性転換の謎の解明に、共同研究者...
ゲストスピーカー畑啓生氏による「サンゴ礁で藻類を栽培するスズメダイ」、満員御礼の盛況振りでした。 研究者の方や学生さん、水中の映像や写真を撮る方、またゲストスピーカーの畑さんのお知り合いの方も多数来られ、中身に踏み込んだ質問が多数出される、中身の濃いトークセッションとなりました。 クロソラスズメダ...
スズメダイの多くはなわばりを守り、その中の藻類を食べて暮らしています。 スズメダイの一種であるクロソラスズメダイは、とりわけ狭いなわばりに、一種類のみのイトグサ(紅藻のなかま)が繁茂した藻園を持っています。 さらにこのイトグサはクロソラスズメダイの手厚い保護下でのみ生育できるという、特別な共生関係...
第27回トークセッション「油汚染事故の実際 ~救護活動、環境問題。スペイン沖の油汚染ビデオ~」 終了しました! 北海道から来てくださった、ゲストスピーカーの斉藤聡獣医師。 写真で、斉藤先生が持っているのは、C重油です。油汚染事故の現場にべったりとこびりつくこのC重油、匂いを嗅いだ参加者のみなさんは、うっ...
2002年11月、スペイン沖で石油タンカー“プレステージ”号が嵐のため海底3600mに沈んだ。数万トンの重油が海洋を汚染し、数千羽の海鳥やイルカ、クジラが被害者となった。 事故後直ちに鳥の救助体制が敷かれ、世界各国からボランティアが集結、実に油の回収だけでも日に一万人もの救援者があった。 自然が世間の知らない...