国際サンゴ礁年特別企画国際サンゴ礁年特別企画

 丸の内さえずり館にて開催

地球温暖化によって海面が上昇している。環礁上の島々は、小さく低平で、海面上昇の影響を最も受けやすい。
実際に、ツバルでは高潮位時に島の中央部で洪水が起こり、海面上昇の影響が顕著に現れている場として注目を浴びている。
演者は、こうした島々を実際に訪れ、そこで得られた科学的知見を現地政府と住民に伝えてきた。
本講演では、サンゴ礁の島々を対象にし、地球温暖化の影響と、今必要とされていることに関して議論する。


ゲストスピーカー・プロフィール

山野 博哉

やまの ひろや
山野 博哉(国立環境研究所主任研究員)

1970年兵庫県生まれ。東京大学大学院理学系研究科地理学専攻卒業、博士(理学)。1999年より国立環境研究所に勤務。サンゴ礁地形の形成過程の解明と、リモートセンシングを用いたマッピングに基づいて、地球温暖化に対するサンゴ礁の応答に関する研究を行っている。現在のフィールドは、太平洋の島々と沖縄から韓国にかけての沿岸域。日本サンゴ礁学会誌編集長。

国際サンゴ礁年における科学者ワーキンググループの運営を担当。



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