活動BLOG - 干潟保全活動

第13回 江奈湾干潟生物調査 2025 終了

第13回 江奈湾干潟生物調査 2025 終了

6月14日(土)、13回目となる江奈湾干潟生物調査を実施しました。
今回もOWS干潟調査メンバーのほか、協力研究者、地元小学校教員、石巻専修大の海洋ベントス研究室メンバーなど意気盛んな29名での定性調査を行いました。また、江奈湾での活動で連携している日大海洋資源科学科&動物学科チームも西干潟でのコドラート調査とウミニナ類の調査を実施し、総勢42名という大人数での活動となりました。



今回の調査は潮周りが悪く、低潮線の調査が十分にできなかったのですが、それでも3種のレッドリスト種を含む30種を越える初記録種が確認され、江奈湾の生物多様性の豊かさが改めて示されました。


ベントス学会絶滅危惧II類のムラサキガイ
(写真・採集:横岡博之)


準絶滅危惧種 ヒナユキスズメ


ウスヘリコブシの仲間


今回の調査では、OWSのWEBサイトに掲載しているWEB図鑑(出現種リスト)の写真データを拡充させることも大きなテーマの一つでした。参加者の皆さんのご協力により、50種以上の写真データが追加・修正することができそうです。同定が終了次第、随時公開していきますので、お楽しみに!


しっかり増えたコアマモ(西干潟)


東干潟の調査の様子





参加者のみなさま、お疲れさまでした。



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