活動BLOG - 海洋ごみ問題

対馬豊玉町・漂着プラスチックごみの大規模回収活動終了(2025)

対馬豊玉町・漂着プラスチックごみの大規模回収活動終了(2025)


11月15日、16日の両日、長崎県対馬市豊玉町佐保の陸路の無い海岸の漂着プラスチックごみ回収活動を実施しました。今回は対馬での4回目の活動で、OWSとして初めてクラウドファウンディングに挑戦し、190人もの方々から多大なご支援と熱い応援メッセージをいただきました。

回収活動は2日間で延べ43名が参加し、1tのフレコンバック113個分を回収することができました。


海岸上陸時 回収開始前の打ち合わせ 


ごみの山の最上部は発泡スチロール。多くはフロートとして使われている漁業由来のもの


大量の漁網、ロープ類も


予想通りの大量漂着ごみ 回収開始!


6種類に分別してフレコンバックに袋詰め


今回の回収はプラスチックごみを優先回収しました。対馬のルールに基づき、リサイクルできるペットボトル、フロート類(ブイ)、プラカゴ類、プラタンク類、発泡スチロールと埋め立て対象の廃プラに分別してそれぞれの袋に入れて水辺まで運び、沖合にアンカリングしたクレーン作業船のウインチで牽引して船に引き揚げます。


深場にアンカーリングしたクレーン作業船のウインチで牽引


クレーンで作業船に引き揚げ


プラごみ満載の作業船は港へ


初日の午前中だけで作業船はほぼ満載状態となり、志多浦港に運んで、クレーン車での陸揚げを行いました。


志多浦港にクレーン車で陸揚げ


想像を超える量の回収が


回収終了時の様子 すべての回収はできませんでしたが概ねきれいになりました


今回、このプロジェクトにご支援・ご協力いただいた皆さま、回収活動に参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。そして、大変お疲れ様でした!

今回の回収活動となったパヤノ浜のその後の様子は、定期的にモニタリングを行い、今後の活動につなげていきたいと思います。
今後ともプラスチックごみの削減と流出抑制に関する活動にご支援をお願いいたします。


 


クラウドファンディングにてご支援いただいた皆さま(敬称略・順不同)


個人支援(185名)
浜千加子、五十嵐徹、柳澤道子、服部セツ子、三津谷あゆみ、田中伸悟、川上泰央、北本新吾、髙松大祐、鎌田真由美、河添和子、本間俊行、佐藤ゆう子、宮田慎也、大坪寛明、中村伸子、倉澤範子、生江史伸、壱岐太、ミヤモトアツコ、荒井茂登美、中澤浩二、高山圭子、村中克、小田原富子、桑原香織、岡田サリー、福谷亜希、パトゥイエ由美子、二宮早由子 ほか155名



法人支援(5社)
チェンチ、株式会社サリダス、dive station base株式会社アルバローザ株式会社Dialogue Space (TシャツPJ)



皆さま、ありがとうございました!


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