第8回 江奈湾干潟ベントス調査終了(2020年度)
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9月5日、7月19日に雨天中止となった江奈湾干潟調査の再挑戦を行いました。 予想はしていましたが潮が高く、残念ながら低潮線付近の調査は実施できませんでした。 それでも、ヒメヤマトオサガ二の定着が確認されたり、初記録と思われる多毛類も複数確認されたりとそれなりの調査成果を出すことができました。
9月5日、7月19日に雨天中止となった江奈湾干潟調査の再挑戦を行いました。 予想はしていましたが潮が高く、残念ながら低潮線付近の調査は実施できませんでした。 それでも、ヒメヤマトオサガ二の定着が確認されたり、初記録と思われる多毛類も複数確認されたりとそれなりの調査成果を出すことができました。
7月23日、コロナ感染予防のため、限られた人数での調査となりましたが、静岡県の御前崎干潟ベントス調査に行ってきました。 この調査は地元で御前崎周辺の干潟調査を行ってきた横岡博之さん(いであ株式会社)の案内により、研究者を含む8名での実施となりました。 これまでその存在を全く知られていなかったこの干潟は...
実施内容 この調査は、紀伊半島南端の希少干潟であるゆかし潟の干潟生物相を調べようというものです。近年温暖化影響による生物分布の北進が指摘されています。OWSでは2013年以降、三浦半島の江奈湾干潟のベントス調査を継続していますが、併行して近隣干潟や黒潮流域に位置する干潟でのベントス調査も進めてきました...
干潟に棲む生き物の多くは、地中に巣穴があったり、泥に潜っていたりするため、一見しただけではどんな生き物が棲んでいるか、伺い知ることができません。また、調査は、季節や潮の干満を考慮する必要があり、調査方法や生き物の同定についても専門研究者の協力が欠かせません。 このプロジェクトでは、活動拠点である江...
7月3日〜5日、紀伊半島の南端、那智勝浦町のゆかし潟干潟でのベントス調査に行ってきました。 この調査は黒潮流域の干潟ネットワークを調べようという取り組みとして数年前から計画していたものです。 OWSの干潟調査では最も遠隔地での調査となりましたが、長年ゆかし潟の調査に取り組んでこられた和田恵次先生(奈良...