環境パートナーシップオフィス「EPO会議室」にて開催

近年、動物搭載型記録計を使ったバイオロギング手法が開発され、観察が難しい水生動物(魚類・爬虫類・鳥類・哺乳類)に応用されています。

その結果、例えば、体重500グラムの海鳥の羽ばたき周波数を測定する事により、持続的飛翔が可能な最大サイズが推定できるようになったり、30トンのクジラの巡航遊泳速度が計測できるようになりました。

今回のトークセッションでは、このバイオロギングを活用した野外調査の推進責任者として活躍している佐藤先生に、最前線の苦労と調査の醍醐味などをご紹介いただきます。



ゲストスピーカー・プロフィール

佐藤 克文

さとう かつふみ
佐藤 克文(東京大学大気海洋研究所国際沿岸海洋研究センター准教授)

神奈川県出身。ウミガメの研究で京都大学博士(農学)取得。その後、国立極地研究所でポスドク・助手として在籍する間、対象動物をペンギンやアザラシにまで広げる。2004年より東京大学大気海洋研究所国際沿岸海洋研究センターに准教授として所属。バイオロギングプロジェクトの推進責任者として、幅広い対象動物を扱う野外調査を推進している。



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