丸の内さえずり館にて開催

日本には、黒潮、対馬暖流に乗って南方から様々な漂流物が漂着します。

漂着物は、遠い異国といった距離だけではなく、長時間もかけて流れ着くため、「時間と空間」の旅人です。

しかし近年、その様子も私たちの生活スタイルの変化により、味わいのある「漂着物」から、プラスチックを主とする「海ごみ」へと変化してきました。

今回は、とっておきの漂着物と同時に、海洋環境問題の一つである海ごみの実態を紹介し、今我々にできることついて皆さんと考えたいと思います。


ゲストスピーカー・プロフィール

藤枝 繁

ふじえだ しげる
藤枝 繁(鹿児島大学水産学部准教授)

鹿児島大学水産学部水産教員養成課程分野准教授
クリーンアップかごしま事務局(事務局長)
一般社団法人 JEAN理事

昭和42年、大阪府堺市生まれ。1997年、日本海でのナホトカ号重油流出事故の災害ボランティアに参加して以来、海洋ごみに関する研究を開始。1998年、市民による国際海岸クリーンアップ(ICC)の輪を鹿児島でも広げようと、地域情報の収集と発信の中継基地としてクリーンアップかごしま事務局を設立。またNGO活動と並行して海洋ごみ問題解決に向け、100円ライターを使って海岸に漂着するごみの流出地を推定する『ライタープロジェクト』や瀬戸内海、伊勢湾における海ごみの広域調査を実施している。



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