OWSでは、ダイバーの皆さんの協力を得て、水中に沈んでいるごみを回収し分類する「水中ごみの回収・分類調査」を推進しています。

回収したごみを単に分別して処分するだけでなく、ごみの内容を分類して公表し、ごみの量や傾向を調べ、必要に応じてごみの流出を予防する活動へと結びつけることができます。

私たちが日ごろダイビングやスノーケリングで利用している海域や漁港内などで実施することにより、安易な投棄を抑制する効果も期待できます。是非チャレンジしてください。


漂着した外国由来のごみ


水中のごみ回収と分類調査の手順


1.グループ分け


参加人数により、海域を複数ブロックに分けグループで分担しましょう。



2.オリエンテーション


調査開始前には、入念なオリエンテーションを行います。




3. 水中ごみ回収


回収には海洋生物への配慮と、安全管理がとても重要です。





4.分類・記録


回収したごみはシート上で分類。各グループごとにデータカードに記録します。




5.レポートの集計


グループごとに記録したデータを集計・分類します。




6.分別処分


集められたごみは分別後処分
お疲れ様でした!集合写真も記録です



 


水中ごみ調査を実施しませんか?


OWSでは、水中に滞留したごみ回収活動を推進しています。

ダイビング事業者の方、ダイビングクラブリーダーの方、漁業関係者、観光協会関係者などで、普段活用している海域の滞留ごみの回収と分類調査を是非ご検討ください。ダイバーでない方が行うビーチクリーンアップも併せて計画すると啓発効果も高まります。