パラオ・アンガウル州立自然公園 パラオ・アンガウル州立自然公園
パラオ・アンガウル島
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特定非営利活動法人OWS
花 アンガウルの海 マングローブ林
 
アンガウル島の歴史
 

リン鉱石乾燥炉跡リン鉱石の島アンガウル
アンガウルには肥料の原料となるリン鉱石(海鳥の糞からできる鉱石)が豊富に眠っていました。1910年代、このリン鉱石に目をつけたドイツが掘削を開始。1909年、第1次世界大戦の勃発に乗じ、日本軍はアンガウル島のリン鉱石を主目的としてパラオを占領しました。ドイツ時代の掘削はそのまま日本に引き縦がれ、約450万トンものリン鉱石が掘り出されました。第2次世界大戦後も堀削は10年間続けられ、戦後の日本の食糧難を支えてきました。

現在でも島内にはドイツ統治時代のリン鉱石集積所や乾燥炉など、巨大な史跡がジャングルの中にひっそりと佇んでいます。

 

戦火に巻き込まれた孤島
アンガウル島はペリリュー島と並び、第2次世界大戦の激戦地となった場所。島北西部には慰霊碑が立ち、慰霊に訪れる人も珍しくありません。島には当時を物語る日米の戦跡が多数残っています。

戦跡・朽ちた戦車
戦跡・朽ちた戦闘機

 

 

日本の統治時代の跡
アンガウル島は40年におよぶ長い間、多くの日本人が島に暮らし島民とも深い親交を重ねてきました。戦跡に加え、日本統治時代の名残も島内各所に見ることができます。ミクロネシアにあった17の神社のうち、アンガウル大神宮の石灯籠は最も古いもので、戦火を耐えしのいで現在もひっそりとジャングルの中にその姿を残しています。静まり返ったジャングルの中で石灯籠と対峙すると日本とのゆかりの深さを実感することでしょう。

 
 
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