パパハナウモクアケア海洋国家遺産

パパハナウモクアケア海洋国家遺産

米国は2006年6月15日に、北西ハワイ諸島とその周辺海域をパパハナウモクアケア海洋国家遺産( Papahānaumokuākea Marine National Monument)に指定しました。
その後、2010年7月には、ユネスコの「世界遺産」に登録され、世界中から注目を集めています。

北西ハワイ諸島は、大部分が海ですが、対象地域の広さは、約36万平方キロ。オーストラリアのグレートバリアリーフ(約35万平方キロ)を凌ぐ世界最大の海洋保護区となりました。

パパハナウモクアケアとは、大地に象徴される母なる神(パパハナウモク)と、空に象徴される父なる神(ワケア)を組み合わせたハワイ語の造語です。

パパハナウモクアケア海洋国家遺産は、米国海洋大気局(NOAA)、FWS、ハワイ州政府が環境保護対策を管轄しています。無許可での船舶の通行、観光、商業活動、野生生物の持ち出しは禁止され、今後、動植物の保護だけではなく、貴重な文化的遺産の調査や保存も強化されています。

ハワイ群島の紹介  2つの国立自然保護区と海洋国家遺産

◆ハワイ州の島(8島)
ハワイ島(Hawaiʻi) マウイ島(Maui) カホオラヴェ島(Kahoʻolawe) ラナイ島(Lānaʻi) モロカイ島(Molokaʻi) オアフ島(Oʻahu) カウアイ島(Kauaʻi) ニイハウ島(Niʻihau)

◆北西ハワイ諸島の10の島嶼地域(日本語・英語・ハワイ語名)
ニホア島・Nihoa Island ・モクマナ(Mokumana)
ネッカー島・Necker Island ・モクマナマナ(Mokumanamana)
フレンチフリゲート礁・Frenchi Frigate Shoals ・モクパパパ(Mokupapapa)
ガードナー尖礁・Gardner Pinnacles ・プハホヌ(Puhahonu)
マロ礁・Maro Reef・ナルカカラ(Nalukakala)
レイサン島・Laysan Island・カウオ(Kauo)
リシアンスキー島・Lisianski Island・パパアポノ(Papaʻapoho)
パールアンドハームズ礁・Pearl & Hermes Reef ・ホロホロイカウアウア(Holoikauaua)
ミッドウェー環礁・Midway Atoll・ピヘマヌ(Pihemanu)
クレ環礁・Kure Atoll・カネミロハイ(Kanemilohaʻi)

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