「会報誌 エブオブ」名前の由来 「エブオブは自然保護の指標種」 〜エブオブ創刊号より 美しいパラオの海、大保礁に囲まれた陸地に近いマングローブ林の奥の泥地に、ひっそりと穴を掘って生活する5種類のシオマネキの群れがいます。(中略) 小さな身体に大きなハサミを持った5種類のシオマネキを、パラオ人は一括して「エブオブ」(ebucheb)と呼んでいます。 コロール島周辺は、多くの埋め立てや汚染等によりマングローブが消失しました。そもそもマングローブ林の泥地は、シオマネキだけでなく、あらゆる生物にとって居心地のいい、ゆりかごのような場所でした。ところがその消失により、シオマネキの生活圏はなくなり、自ずとその数も減少しています。 訪れる観光客は、広大な美しいサンゴ礁の海と空、水中に群舞するトロピカルフィッシュに目を奪われていますが、この小さな、美しいけれど目立たないエブオブこそ、パラオの自然保護の指標種であるのです。それが、本季刊誌の表題を「エブオブ」にした理由です。 干潮になると、ひねもす沖のきれいな海に向かっておいでおいでするエブオブは、もしかしたら、岸近くの汚れを嫌って、助けを呼んでいるのかもしれません。
副会長 倉田洋二
会報誌「Ebucheb(エブオブ)」のバックナンバーは 1部100円(税込・送料別)にて購入可能です。 お問い合わせフォームより、ご希望の号数・部数をご連絡いただければ、追ってOWS事務局よりご連絡いたします。
Ebucheb Vol.28 2008年2月10日発行 <特集>大分の海から ―磯やけ― <現地リポート>2007年韓国沖、タンカー油汚染事故 <パラオ通信>オルキム〜パラオの虹 <連載>高砂淳二フォトエッセイ「僕のオフィスは大自然」