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海のセミナー2005「海のセミナー」の基本的な目的は、
「科学的な視点をもって自然を学ぶ」機会を提供することにあります。


これまで、海の自然環境やそこに棲む生きものを対象とした、さまざまな分野の専門家を講演者としてお迎えし、それぞれの研究、保護活動や撮影などの取り組みや活動をご紹介いただきました。

参加者にとって、普段知ることができない専門的な内容を知るとともに、各講演者の熱い想いやメッセージも直接聞くことができる貴重な「学びの場」となっています。
 

 

第4回  2007年2月17日(土)

国立科学博物館・OWS共催 海のセミナー
「深海の神秘を探る。
      〜マッコウクジラが見る深海世界〜」

終了しました >> レポートを見る

長く謎に包まれていた深海の世界、最近の研究では深海での映像が撮影可能となり、少しずつその世界が解き明かされてきています。

本セミナーでは、深海研究に携る三人の研究者をお迎えし、深海に生息する不思議な生物とそれらの繋がりについて、最新の調査・研究の成果を交えてご紹介いただきます。

深海を旅するマッコウクジラが見る世界の一端にふれてみませんか?

 
講演 1
  14:10〜15:10
Dhugal Lindsay ドゥーグル・リンズィー 
独立行政法人海洋研究開発機構(JAMSTEC) 研究員
講演テーマ:
「深海生物の研究にはカメラは欠かせない!─深海生物の素顔─」
 

深海生物のほとんどは、水っぽく、非常に軟らかく、壊れやすい。これら深海生物の素顔を捉えようと、研究の現場では様々な撮影技術が活用されています。

無人探査機や有人潜水船はもちろん、プランクトンネットに取り付けたハイビジョンカメラ、深海でカラー撮影可能な実体顕微鏡の開発により、世界初の撮影に次々と成功しています。

美しく魅力満載の深海生物、その真の姿を紹介します。


Dhugal Lindsay
 プロフィール

1971年オーストラリアクイーンズランド州生まれ。クイーンズランド大学理学部及び文学部在学中、慶応義塾大学に交換留学し、日本語の俳句を作句し始める。1993年東京大学大学院入学、同大水圏生物学博士号取得。現在、JAMSTEC 海洋生態・環境研究プログラム研究員として、主に有人潜水船や無人探査機等を使用し、クラゲ類を中心に深海生物の調査研究を行っている。横浜市立大学助教授、クイーンズランド大学主任講師兼任。

講演 2
  15:20〜16:20
天野 雅男
帝京科学大学 助教授
講演テーマ:
「マッコウクジラは深海で何をしているのか」
マッコウクジラは、クジラの中でも最も深く、長く潜る種のひとつです。

彼らは餌である深海に棲むイカなどを食べるために1000mを超える深海に潜っていきます。

いったい彼らはどうやってイカを見つけ出し、どうやって食べているのでしょうか。

マッコウクジラに小さなデータロガーを吸盤で取り付けて行動を追った結果、彼らの深海での行動が少しずつ明らかになってきました。


天野 雅男 プロフィール

1962年大阪府豊中市生まれ。京都大学理学部在学中、3年間山でクマを探したあげく、イルカの研究を思い立つ。同大大学院にて、ネズミイルカ科の頭骨の地理的変異を研究し、博士号取得。日本学術振興会特別研究員を経て、東京大学海洋研究所大槌臨海研究センター(岩手県)助手に就職。当地で漁獲されるイシイルカを調査。またストランディング個体の調査やデータロガーを使ったクジラ類の行動調査も始める。2006年より現職。
講演 3
  16:30〜17:30
窪寺 恒己
国立科学博物館・動物研究部・動物第三研究室室長

講演テーマ:「マッコウクジラが捕食する大型イカ類」
捕鯨が盛んだった頃の食性研究から、マッコウクジラは我々が普段目にすることの無い深海の大型イカ類を大量に捕食していることが明らかにされた。しかし、食べられている大型イカ類に関しては、その生態や分類さえほとんど何も分かっていない。

最近、我々が進めているマッコウクジラの胃内容物解析や野外での深海カメラ調査を紹介し、マッコウクジラが捕食する深海の大型イカ類の実態に迫る。


窪寺 恒己 プロフィール
1951年東京都中野生まれ。北海道大学水産学博士号取得後、米国オレゴン州立大学研究助手を経て、国立科学博物館研究官に就任。主に海産無脊椎動物(頭足類、棘皮動物、毛顎動物、動物プランクトンなど)の調査研究、標本収集・管理、教育普及活動を行う。著書に「日本近海産貝類図鑑:頭足類」など多数。2005年、世界で初めて生きているダイオウイカの撮影に成功し、英国学術誌Proceedings of the Royal Society Bから発表、世界中の注目を集める。

海のセミナー2007 募集要項

開催日

2007年2月17日(土)

開催時間 14:00〜17:40(13:30開場)
セミナー終了後、講演者を交えて懇親会(18:00〜20:30)を行います。
開催場所 国立科学博物館 新宿分館
研修研究館4階大会議室

〒169-0073 東京都新宿区百人町 3-23-1

JR山手線「新大久保」駅から徒歩8分/ JR中央線「大久保」駅から徒歩6分 >>地図
定員 150名 (先着順・予約制)
主催

国立科学博物館・特定非営利活動法人OWS

参加費 セミナー参加費
OWSメンバー・学生:800円 一般:1,000円

懇親会: 2,500円(高校生以下:800円)

※参加費は当日受付でお支払いください。
申込方法

OWS日本事務局までお申込み下さい。
※定員となりましたので、受付終了となりました。
たくさんのご予約、ありがとうございました。


お電話(TEL:03-5960-3545)でも承ります。
「お名前・電話番号・人数(できればお連れの方のお名前)・懇親会参加の有無」をお知らせ下さい。
(お電話の受付時間:月〜金10:00〜18:00 祝休)

※当日連絡なくキャンセルされた場合は、キャンセル料をいただく場合がありますのでご了承ください
スケジュール
14:00
開会の挨拶

14:10

「深海生物の研究にはカメラは欠かせない!
─深海生物の素顔─」
15:10
休憩
15:20
「マッコウクジラは深海で何をしているのか」
16:20
休憩
16:30
「マッコウクジラが捕食する大型イカ類」
17:30
閉会の挨拶
18:00
懇親会

20:30

懇親会閉会
開催日とテーマ
講演者
第4回 2007年2月17日(土)
国立科学博物館・OWS共催
「海のセミナー2007」深海の神秘を探る。
〜マッコウクジラが見る深海世界〜
ドゥーグル・リンズィー氏・天野 雅男氏・窪寺 恒己氏
第3回 2005年2月26日(土)
OWS「海のセミナー2005」
〜自然との共存を考える〜
山田 格氏・長谷川博氏・秋山 章男氏・高砂淳二氏
第2回 2003年11月29日(土)
OWS「海のセミナー2003」〜サンゴ礁の海
ジャック T.モイヤー氏・中村宏治氏・目崎茂和教授・高砂淳二氏
第1回 2002年10月19日(土)
OWS「海のセミナー2002」〜この海を未来に〜今わたしたちにできること〜
ジャック T.モイヤー氏、長谷川博氏、高砂淳二氏
 
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