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 漂着ゴミ問題
 
ミッドウェイ環礁には、大量のゴミが漂着します。ミッドウェイに棲む野生生物にとってとりわけ深刻な問題となっているゴミは、プラスティックやビニール系のゴミと漁網やロープ類です。

プラスティックやビニール系のゴミは、コアホウドリやウミガメが餌と間違えて飲み込んでしまいます。コアホウドリの繁殖期が終わった後、島のいたるところにコアホウドリの雛の死骸がたくさん残されます。これらの雛はプラスティック系のゴミが原因で死亡することも多いと考えられています。
 
コアホウドリは、12月に産卵し2ヶ月の抱卵の後、孵化した雛に約5ヶ月間口移しで餌を与えます。餌は親鳥の胃のなかで半分消化されたオイル状のイカや魚などですが、親鳥が水面を漂うさまざまなゴミを餌と間違って飲み込んでしまうため、結果として餌と一緒に大量のゴミが雛の胃に入ってしまいます。胃の中のゴミは排泄されずに残り、雛に疑似満腹感を与えてしまうため、食欲を持たなくなった雛は餓死してしまうのです。実際に雛の胃の中からは大量のプラスティック類が出てきます。

OWSでは、コアホウドリの胃に残された「使い捨てライター」の一部を日本に運び、鹿児島大学水産学部の藤枝繁教授に調査を委ねました。
 
 
 個体数カウント調査
 
2000年12月10日(日)から31日(日)の3週間、コアホウドリ・クロアシアホウドリの個体数調査が計画されました。1週間に20名のボランティアが必要とされ、OWSでも日本からボランティアを送るべく募集しましたが、この調査は結局、FWSの都合で行われませんでした。

最近の調査によると、1996年のコアホウドリ調査では、387,854組のつがい、1999年のクロアシアホウドリ調査では、17,617組のつがいが確認されています。この調査はミッドウェイ以外にレイザン島、フレンチ・フリゲート島両方においても行われ1996年のデータによると、3つの繁殖地には世界の総数の90%のコアホウドリ、76%のクロアシ・アホウドリが生息していることがわかりました。

ミッドウェイでは、アホウドリ類のほかにアカオネッタイチョウの個体数調査が行われ、OWS職員もボランティアとして参加しました。
 
 
 
 
 
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