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ミッドウェイ環礁は、北緯28度、西経177度、北西ハワイ諸島の端から2つ目の環礁です。
この環礁の正式な名称は、「ミッドウェイ環礁国立自然保護区(Midway Atoll National Wildlife Refuge)」といい、アメリカ合衆国の国立自然保護区の一つでどの州にも所属せず、内務省の魚類野生生物局 (The United States,Department of the Interior, Fish and Wildlife Service (略称:FWS))の直接の管理下におかれています。

ミッドウェイ環礁は白砂のビーチやエメラルドグリーンの海もありますが、いわゆる「リゾート」ではありません。自然と野生生物を保護することを目的に、人の立入を制限した「自然保護区」です。
ミッドウェイはかつての太平洋戦争の激戦地として有名です。当時から米海軍の拠点として利用されてきましたが、冷戦終結後軍が撤収し、現在FWSが管理しています。

 
エコツーリストの受け入れ

ミッドウェイ環礁はコアホウドリの世界最大の繁殖地であるほか、ハワイモンクアザラシなど希少な野生生物を身近に観察することができる貴重な場所です。1996年10月からエコツーリズムと海洋環境教育の場として活用する目的で1日100人を越えない範囲の観光客の受入をはじめました。そして、島を訪れるエコツーリストのために、FWS職員(研究者やレンジャー)のほかに、アメリカの環境NPOもオフィスをもち派遣されたスタッフにより、ネイチャーツアーや環境教育プログラムの提供を始めました。
 
「OWSミッドウェイプロジェクト」の開始

設立直後であったOWSは、日本人のエコツーリストの送客、現地での自然観察指導やネイチャーツアーの開催、調査・研究活動などを目的に「ミッドウェイプロジェクト」として全面的に取り組むことになりました。現地施設の運営会社(フェニックス社:米国ジョージア州)との契約により、1999年3月より「OWSミッドウェイフィールドオフィス」を設置して職員を派遣し、さまざまな活動を開始しました。
ミッドウェイの閉鎖

このプロジェクトは2002年1月29日、島内施設の運営管理会社、フェニックス社がミッドウェイでの事業から完全撤退することになり、飛行便の運行を停止するまでの3年間続きました。OWSは、フェニックス社の撤退により、実質的にミッドウェイへの入島ができなくなり、オフィスの閉鎖を余儀なくされました。OWSとしてはミッドウェイでの活動の目処も立ち、日本人訪問者も増加しつつあった矢先であっただけに、撤退はたいへん残念な結果でした。
OWSでは情報収集に努めつつ、各方面に再開を働きかけていきたいと考えています。
 
ミッドウェイの自然とOWSプロジェクトの一端をご紹介します。
 
 
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