北西ハワイ諸島・ミッドウェープロジェクト
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フィールドリポート2001

※このプロジェクトは終了しました

1. 漁網回収

ミッドウェイに流れ着いた漁網やロープ類は、珊瑚礁の浅場に引っかかり、ハワイモンクアザラシやウミガメが絡まって被害を受けることがあります。これらの漁網は、化学繊維のものが多くほとんど分解されませんので、FWSのレンジャーやOWSボランティアは、定期的に漁網回収作業を行っていました。

 
1999年度の1月から9月までの期間に回収された漁網や漁具やロープ類はほぼ11tにお よびました。
 
ダイバーのボランティアが参加して回収した漁網
立ち入り制限されているイースタン島にも回収した大量のゴミが ロープに絡まって傷を負ったハワイモンクアザラシ
 
2. 移入植物の除去と原生植物の植樹
 
ミッドウェイに棲む野生生物にとって有害な外来種(シマナンヨウスギ、バーバシーナなど)を除去し、北西ハワイ諸島の原生植物(クサトベラ・アカククリ・アレナ・モーニンググローリーなど)の植物を植えます。

左写真:バーバシーナ
 
バーバシーナ除去作業。
暑い海岸での作業は重労働です。
写真は植樹する「ナウパカ」の苗
植えた後の水まきなど地道な活動が続きます。
 
3.ビーチクリーンアップ
 
ビーチに流れ着いた漂着ゴミを回収し、まとめてホノルルに運びます。分別は、アルミ缶、ビン、その他に分別します。
 
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