OWS理事 高砂淳二

自然写真家。宇都宮大学在学中にオーストラリアを放浪し、ダイビングと写真に目覚める。卒業後、東京写真専門学校で写真を学び、ダイビング専門誌専属カメラマンを経て、89年に独立。地球全体をフィールドとして独自の視点でとらえた意欲作は高い評価を得ている。写真集「life」「free」「night rainbow」など多数。

もう、長い間海や自然の写真を撮ってきていますが、見れば見るほど、知れば知るほど自然には不思議なこと、未知なことが溢れているのに気づかされます。

さまざまな生命はいったいどういったつながりを持っているのだろう、どうしてコアホウドリはあんな楽しい求愛ダンスを踊るようになったのだろう、人間と、ほかの動物との違いはなんなのだろう…。

そしてそれと同時に、いかに人間という動物が、自然のおきてからはずれてしまっているかも気づかされてきました。自然のなかに身を置くこと、海にもぐることは、楽しいことであり知的欲求を満たしてくれることなのですが、それは、自分は同じ地球の住人としてどんな生き方をすればいいのかをも考えさせてくれます。

自然のからくり、あるいは、しなやかさ、はかなさは、自分の目だけで観察していくには、あまりにもおおきすぎる相手のような気がします。

OWSを通して、複数の、そしていろいろな視点をもった目で自然を観察し、自分たちの動物としての立場を考えていくことはとても有意義なことだと思います。

 

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